東京都心の中古M価格、2カ月連続下落

2026年04月24日

―カンテイ、水面下は周辺も渋さ出始め

 東京カンテイは23日、3月の中古マンション売り出し価格(70㎡換算)の調査結果を公表した。平均価格は、首都圏で7032万円(前年同月比30・0%増)と、7000万円台に乗せた。前月比も1・6%増で上昇した。一方で、東京都は1億810万円(33・4%増)で前月比0・8%増、東京23区は1億2425万円(30・8%増)で前月比0・6%増と上昇率が鈍化。都心6区は1億8732万円(20・0%増)で前月比0・2%減。2月の前月比0・2%減に続き、2カ月連続で下落した。

 東京23区は価格が上昇して堅調なトレンドは続いているが、水面下では都心6区だけでなく周辺エリアでも流通戸数の増加や価格改定シェアの拡大がみられ、動きに「渋さ」が出始めているという。都心6区以外をみると城南・城西6区は1億330万円(26・6%増)、城北・城東11区は7966万円(27・5%増)で、どちらも前月比でも価格上昇が続いた。

 首都圏の3県は、神奈川県の4282万円(11・5%増)、千葉県の2920万円(6・3%増)で前月比も上昇した。主要都市では、横浜市の4625万円(10・5%増)や千葉市の2763万円(8・8%増)は同じく前月と比べて上昇。一方で、埼玉県は3166万円(7・1%増)で前年を上回ったが、前月比は0・1%減の下落に転じた。また、さいたま市は4119万円(11・9%増)で、前月比は0・5%減と2カ月連続で前月より下落した。

 近畿圏は3452万円(15・9%増)だった。大阪府が4146万円(23・5%増)、大阪市が6124万円(30・7%増)、大阪市中心6区は9303万円(28・1%増)と上昇。前月との比較でも、それぞれ上昇傾向だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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