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衣服のリサイクル方法を紹介!メリットや注意点、回収された後の衣服についても解説

季節の変わり目や引っ越し、子どもの成長などで、衣服をまとめて処分する必要が出てくることがあります。しかし、まだまだ着られる衣服を処分するのはもったいない、と感じたことはありませんか。

フリマアプリを利用する手段もありますが、それほどお金になるとは思えず、大量にある衣服をひとつずつ販売するのは手間がかかるため、まとめて処分したいと思うこともあるでしょう。そんな時は、衣服をリサイクルに出してみてはいかがでしょうか。

今回は、衣服をリサイクルする方法や、回収されたあとの衣服について解説します。

日本で処分されている衣服の量について知ろう

日本では、どれくらいの量の衣服が処分されているのか、ご存知でしょうか。2020年に環境省が発表した「ファッションと環境」調査結果によると、国内で流通している衣類は81.9万トンで、そのうち廃棄されるのは51.2万トンにものぼります。

一方で、リユース(再利用)されるのは約20%、リサイクルされる衣服は全体の約15%しかありません。つまり、6割以上の衣服は、ゴミとして処分されています。

衣服をリサイクルするメリット

衣服をリサイクルするメリットは、部屋が整理されるだけではなく、ゆくゆくは環境保護につながることもあります。

衣服をリサイクルするメリットについて、解説していきます。

部屋が整理できる

もう着ることのない衣服を処分することで、部屋やクローゼットを整理できます。本当にほしい服と、もう着ない服を分ければ、毎日のコーディネイトで目的の衣服を見つけやすくなり、時短につながるでしょう。

また、部屋が片付けられると、気分がすっきりするという精神面での効果もあります。

誰かの役に立つことがある

もう着なくなった衣服のうち、状態の良いものは必要としている人に役立つことがあります。

例えば、途上国や被災地で衣服を手に入れることが難しい人たちにとって、まだ着られる衣服を寄付してもらえるのは、とても助かることでしょう。小さなことかもしれませんが、確実に社会への貢献につながっていきます。

環境に対する負荷が軽減される

多くの衣服がリサイクルされれば、新しく作られる衣服が減ることにつながります。その分、衣服の製造にかかる電気や水などの使用量が抑えられ、環境に対する負荷が軽減されます。

また、発電するためには二酸化炭素が排出されますので、その削減にもなります。

衣服をリサイクルする際の注意点

衣服をリサイクルする際には、いくつか注意点があります。

基本的にどの自治体や企業へリサイクルに出す場合も、洗濯をした清潔な状態にする必要があります。

カビが生えてしまったり、大きなシミがついたりした衣服は、リサイクルに出せません。あまりにもボロボロになった状態の悪い服も、リサイクルに出すことは控えましょう。

また、自治体や企業によっては、回収できない服が決められている場合もあります。

例えば、カーテンや毛布のような布類なら受け付けるという自治体もあれば、靴やベルトなどの革製品も受けて付けている自治体もあります。

反対に、衣服でなければ受け付けない場合もあります。事前に回収先のルールを確認しておきましょう。

当然ながら、回収したあとは、たとえ間違ってリサイクルに出したとしても、手元に戻すことはできませんので注意が必要です。

衣服をリサイクルする方法

ここからは、衣服をリサイクルする方法を解説します。

自治体の回収ボックスを利用する

市区町村などの自治体は、ゴミとは別に古着として回収している場合が多いです。

東京都渋谷区を例にあげて見てみましょう。渋谷区では、清掃事務所やリサイクルセンターで衣服のリサイクルを受け付けています。ほかにも、渋谷区のジムや教育会館、コミュニティセンターや健康センターでもリサイクルを受け付けています。

また、自治体のほかに、リサイクル事業に取り組んでいるNPO団体もあり、そこで衣服を回収している場合もあります。

衣服を回収している企業に持ち込む

アパレル企業や百貨店は、リサイクルする目的で衣服を回収していることがあります。

ただし、企業によっては期間限定であったり、自社製品のみだったりといったケースも少なくありませんので、回収のルールを事前によく確認する必要があります。

リサイクルショップを活用する

サイズが合わなくなった、趣味が変わったなどで着なくなっても、まだ着られる状態の良い衣服は、リサイクルショップに買い取りを依頼することも検討しましょう。

リサイクルショップなら、まとめて持ち込むことができたり、自宅まで引き取りに来てくれたりして、量が多くても一度に処分できるでしょう。

なお、買い取りを依頼する場合、その服の買い取りの代金を受け取ることができますが、一方で、衣服の種類や状態によっては、買い取りを断られることもあります。

家庭用の掃除用品としての再利用も検討する

衣服をそのまま捨てるのではなく、家庭の掃除をする際の掃除用品として再利用することも検討しましょう。

雑巾やウエスなどにして活用でき、特にキッチンや水回りの掃除に活躍してくれるでしょう。

手持ちの衣服を掃除用品として再利用すれば、新しい掃除用品の購入費用を抑えることにもつながります。

回収された衣服はどうなるのか?

ここからは、回収された後の衣服について見ていきましょう。

着られるものはリユース・再利用する

破損や汚れ以外の理由で手放し、まだ衣服として利用できるものは、もう一度衣服として再利用されます。中古品として販売したり、前述したように途上国や被災地へ寄付として送られたりと、誰かの役に立っている可能性があります。

また、衣服をそのまま再利用するのではなく、裁断して布に戻した後、再度仕立て直し衣服として利用することもあります。リユースというと、そのまま利用される印象がありますが、衣服は仕立て直して利用することもリユースと呼ばれています。

素材をリサイクルする

衣服として利用するのではなく、素材として使われるケースもあります。

主に化学繊維で作られた衣服は、ケミカルリサイクルに回されます。ケミカルリサイクルとは、化学的に分解して原料まで戻すリサイクルのことです。

布を化学的に分解したあとプラスチックなどに加工され、再び原料として利用されています。

衣服をばらし、布の状態の素材として使用されることもあります。工場などで雑巾や油を拭き取るための布にしたり、フェルトに加工したりして衣服以外の用途に使うことを、マテリアルリサイクルと呼びます。

熱源としてリサイクルする

衣服は布でできているため、燃やすことができます。その性質を利用して、燃料として利用されることもあります。布を焼却し、熱源として利用するリサイクル方法はサーマルリサイクルと呼ばれています。

ゴミとして単に焼却処分するのではなく、ボイラーや工場用の燃料として利用するので、リサイクルといえるでしょう。化学繊維の場合は前述のケミカルリサイクルと合わせて油に戻し、灯油の代わりの燃料として利用することもあります。

衣服の処分は廃棄ではなく、リサイクルに出してみよう

衣服を処分する時、ゴミとして出すと単に廃棄処分されてしまいますが、リサイクルとして出すとさまざまな形で再利用されます。

必要ない衣服をリサイクルすることで、部屋が片付く個人的なメリット以外にも、単なる処分と違い寄付で誰かの役に立てることや、環境問題に役立てているという精神面のメリットもあります。

衣服の回収は自治体だけでなく、アパレル企業や百貨店など民間でも盛んに行われています。

もう着なくなった衣服を処分する際は、ゴミとしてそのまま出すのではなく、リサイクルすることができないか、一度考えてみてはいかがでしょうか?小さなことかもしれませんが、社会への貢献に役立てることができます。

この記事のポイント

衣類の処分方法を教えてください

衣服のリサイクル方法は以下のようなものがあります。

  • 自治体の回収ボックスを利用する
  • 衣服を回収している企業に持ち込む
  • リサイクルショップを活用する
  • 家庭用の掃除用品としての再利用も検討する

詳しくは「衣服をリサイクルする方法」をご確認ください。

回収された衣類はどうなりますか?

まだ衣服として利用できるものは、もう一度衣服として再利用されます。裁断して布に戻した後、再度仕立て直し衣服として利用することもあります。素材として使われるケースや、燃料として利用されることもあります。

詳しくは「回収された衣服はどうなるのか?」をご確認ください。

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