売買ウェルスアドバイザリー本部コンサルティング事業部

平成29年4～6月の主要都市の地価動向、
緩やかな上昇基調が継続

　国土交通省は8月25日、地価LOOKレポート（平成29年第2四半期分）を発表した。
平成29年4～6月の主要都市の地価は、全国100地区のうち86地区で上昇が見られた。
東京23区内においては全24地区のうち17地区で上昇。地方では、名古屋・大阪に加え、札幌・仙台・福岡でも比較的高い上昇が継続している。
　好調なオフィス市況や大規模な再開発事業の進捗、訪日観光客の消費・宿泊需要などによる、オフィス・店舗・ホテル等に対する投資の堅調な推移が要因。

　地価LOOKレポートは、国土交通省が主要都市の高度利用地等を対象に、3ヶ月ごとに地価動向を調査・公表するもの。
　詳細データは同省のサイト「土地総合情報ライブラリー」にて閲覧できる。（ http://tochi.mlit.go.jp/kakaku/chika-look）