日高市の不動産情報

日高市の地域情報と概要・交通アクセスについて

東京都心部から40km圏内、埼玉県の南西部に位置する日高市には、2022年4月現在54,791人が暮らしています（日高市「最新の人口・世帯数」より）。東に川越市、南東に狭山市、南に飯能市、北に坂戸市・鶴ヶ島市・毛呂山が隣接しています。市の東部はなだらかな台地に広がる市街地、西部は秩父山地と高麗丘陵が広がる標高200～300mの丘陵・山岳地帯となっています。その台地と丘陵の間を高麗川が流れています。市内に高速道路のICはありませんが、近隣の市にあるICからのアクセスはよく、日高市までは関越自動車道・鶴ヶ島ICから約14km、圏央道・圏央鶴ヶ島ICから約9km、同じく圏央道・狭山日高ICからは約8.7kmとなっています。市の東部には国道407号（鶴ヶ島日高バイパス）、西部には国道299号が通り、これらの国道と県道15号川越日高線が連結しています。鉄道は市の中心部にJR八高線とJR川越線が通り、さらに市の西南部には西武秩父線が走っています。

沿線情報について

市中心部のJR東日本の高麗川（こまがわ）駅は、八高線と川越線の分岐点となる駅です。八王子駅まで約48分、川越駅までは約20分で到着します。当駅周辺には、スーパーマーケットやドラッグストアなどのショッピング施設のほか、レンタルショップやレストラン、病院、市立図書館などもそろっています。JR川越線の武蔵高萩駅周辺にはスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどがあり、こちらも宅地化が進んでいます。日高市内には西武秩父線の高麗駅と武蔵横手駅があり、所要時間は池袋駅から約51分となっています。高麗駅はハイキングコースが人気の日和田山、巾着田への最寄り駅として東京方面から訪れる人々の姿が年間を通して見られます。また周辺には、高麗石器時代住居跡遺跡や室町時代建造の本殿を誇る高麗神社など多くの見どころがあります。駅の南側には大規模な住宅地が続々と開発され、市の発展に寄与してきました。

子育て環境について

日高市では、生後4カ月までの赤ちゃんがいる家庭を訪問する「乳児家庭全戸訪問事業」を実施したり、入院・通院ともに中学3年生までの医療費を助成したりと子育て支援が充実しています。実用英語検定（英検）3級以上の合格率向上のため、市内中学生を対象とした「受験対策講座English日高塾」や英語によるコミュニケーションへの興味を高めるための「海外留学擬似体験事業」など、海外に目を向けた取り組みも実施しています。

街の自慢について

武蔵野の面影が色濃く残る日高市は、豊かな自然と古代の歴史ロマンを体感できる街です。500万本の曼珠沙華で有名な巾着田は、季節によってコスモス、菜の花などのお花畑が広がり、穏やかな高麗川の流れは釣りや水遊びにも向いています。標高305mの日和田山は、遠くは新都心、筑波山、丹沢山系なども見渡せる眺望が自慢です。また遥か昔、唐に滅ぼされた高句麗の亡命者が住み着いた場所として縁の神社や寺院もあり、高麗神社の神職を代々務めてきた高麗家の住宅は国の重要文化財に指定されています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）