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インスペクション、「知らない」7割超

2017年01月16日

―全宅連など調査、住宅買い時感は上昇

 全国宅地建物取引業協会連合会と全国宅地建物取引業保証協会は、広く一般消費者を対象とした「不動産の日アンケート」の結果をまとめた。中古住宅の現況を把握するインスペクション(建物診断)の認知率は9・8%で、「知らない」と答えた人が72・6%となり、あまり知られていない状況が明らかとなった。

 インスペクションについて「知っている」と答えた人は9・8%、「聞いたことがあるが内容は知らない」は17・5%、「知らない」は72・6%だった。一方、瑕疵保険の認知については「知っている」が23・6%、「聞いたことがあるが内容は知らない」が22・3%、「知らない」は54・1%だった。インスペクションに比べれば瑕疵保険の認知率は高いが、知らない人が過半となった。瑕疵保険、インスペクションともに年齢が上がるほど認知率が上がる傾向がみられた。

 中古住宅購入時に必要なものについては「履歴情報が残っていること」が65・0%、「インスペクションが付されていること」が63・1%、「瑕疵保険が付されていること」が60・9%だった。

 同アンケートでは不動産の買い時についても質問している。不動産が買い時だと思う人の割合は24・9%で前回調査比9・7ポイント上昇。買い時だと思わない人の割合は22・3%で1・0ポイント低下したことから、全体的に買い時感は増した。買い時だと思う理由は「住宅ローン減税など税制優遇が実施されている」が38・7%と最も多く、次いで「住宅ローンの金利が上昇しそうなので・今の金利が低い」が29・7%だった。

 同アンケートは毎年9月23日の「不動産の日」に合わせて実施しているもので、16年は1万4011件の回答があった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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