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レインズ改革、ステータスは3種類

2015年06月24日

―番地の詳細入力ルール化も同時実施

 来年1月からレインズに導入されるステータス管理機能で、売主側と業者側が共有するステータス情報がまとまった。ステータス情報は、①公開中②書面による購入申し込みあり③売主都合により一時照会対応停止中―の3つ。全国の指定不動産流通機構および流通4団体のメンバーで構成されるレインズ情報等検討委員会は、第1回ワーキンググループ(WG)をこのほど開催。ステータス情報の確認や、新たに増える表示項目について議論した。

 仲介業者による囲い込み防止策として導入されるステータス管理機能で、売主側が閲覧できる項目は、自らの売却物件情報とステータス情報および図面の3点となる。売主は各レインズのホームページから専用のIDとパスワードでログインし、適切な営業活動が行われているかをチェックできる。レインズの仕様変更を受けて、各団体・利用業者は自前のシステムを対応させるために改修する必要がある。WGはその期間確保を考慮し、第2回を7月中旬に開催、早ければそこで仕様変更の取りまとめを行う方針。

 また、ステータス管理と合わせて、表示項目の増加も実施される。新たに追加される項目は、専門機関による建物検査報告書(インスペクション)の有無や、住宅性能評価書、低炭素住宅・省エネラベル、建築確認証明書類などの有無。良質な中古住宅の差別化を図り、流通の活性化を目的とする。これらの書類の有無は任意項目として導入する。

 一方、番地部分である「所在地3」の物件登録時入力をルール化し、より詳細な位置を把握できるようにする。従来はマンションなどは住戸番号まで入力されていたが、一律に番地の最後までを登録時に求める。

(提供:日刊不動産経済通信)

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